ホームレスから父に成る!

ホームレスだった男の育児と日々の雑感

三度、ノロ感染す

この1週間
1歳児、3歳児、かみさん、私
全員が嘔吐し、下痢の症状があった。


診断を受けてはいないが
経験的にノロウイルスだ。



介護員時代に2度
そして今度のを含め


私は5~6年間で3度ほど
ノロウイルスに感染したことになる。


ノロウイルスに薬は無く
ひたすら耐えるしかない。




私はノロウイルスに加えて
舌下に口内炎ができ
唾液を呑み込むことも激痛が走る状態だった。


疲れが溜まり過ぎているため
舌下に口内炎が出たのだろう。


舌を動かすことで激痛が走るため
水が飲めない。


しかし
ノロウイルスの嘔吐と下痢により
水分が外に出る。


コタツに横になりながら
手足の痺れが顔面まで達するのを感じる。


右手の親指、人差し指、中指が
握ったまま動かない。



脱水だ。



ノロ感染も3度目ともなれば
かみさんも心得たもので
コンビニでアクエリアスを何本か買ってきてくれた。


介護員時代にノロ感染した際
介護長がわざわざ私が住んでいたボロアパートまで
食べ物とアクエリアスを届けて下さったことがあった。


それ以来
アクエリアスは青い回復薬だ。




今週は最悪の1週間だったが
おかげさまで家族全員が回復している。


3歳児は入院した件もあり
あまり外で遊べていない。


今度の旗日にでも
どこか遊びに行こうと思う。


ありがとう。






絵本 ヒヒヒヒヒ うまそう

3歳児が気管支炎で入院し、退院するまで


私の頭の中では
ミルコ・クロコップvs美濃輪育久の煽りVで流れる
ファンタスティック・プラスチック・マシーンが流れ続けていた。



PRIDE ミルコ・クロコップ VS 美濃輪育久 煽り



この煽りVを観る度に

生きる勇気を貰えるような気がしている。


幼いとき

皆が普通に走っている場面で

私は懸命に頑張らねば

皆の普通に並ぶことも敵わなかった。


いまでも難病により

病弱で、身体は疲れやすい。




3歳児が入院している間

小児科にある絵本を全て読み聞かせた。


全て読んでもなお

まだ見たいと3歳児が言う。


3歳児の退院後

私は歯医者帰りに書店で絵本を買う。


1人で絵本を選ぶ作業は

とても時間がかかる。





売り場にある数百の絵本を

開いては閉じしてを繰り返し


平積みされていたティラノサウルスの話にした。




売り場で絵本の1ページめを読んで

これだと決まった。




帰宅して絵本を3歳児に渡すと

3歳児は手を叩き小踊りして喜ぶ。


ソファに深く座り

3歳児を膝に乗せて読み聞かせる。


3歳児に読んで聞かせていると

1歳児も私の足にしがみ付き絵本を見上げる。


洗濯物を取り込むかみさんも

聴くとはなしに聴いている。


読み聞かせの途中

私は涙が溢れそうになるのを防ぐため天井を仰ぎ

読み聞かせを中断する必要があった。


3歳児は不思議そうに私を見ていた。




感想を聞いても3歳児には

絵本が何を伝えたいか

理解できてはいない。


しかし

いまはそれでいい。


これはこういう話だよと

物語の上っ面を説明したくない。




多くの本を読み

多くの、様々な経験を通して

いつか自分自身で

理解できる日が来ることを信じる。




いい絵本を贈れたと思う。


ありがとう。

もう一度「掃除はやさしさ」を考えるとき

3歳児が入院している病院まで
徒歩50分程度。


3歳児の着替えやオムツパンツの入った紙袋を
両手に下げて、退勤後の夕暮れを歩く。


日は落ち、歩いているのは私1人。
国道を走る車のヘッドライトが刺すように私を照らす。
国道を流れる光の群れが恨めしい。




病院に着くとエレベータの前で
かみさんがぐずる1歳児を抱いている。


どうして3歳児についてないんだと訊くと
感染症の感染防止のため
1歳児は病棟に入れないのだという。


未就学児には付き添いが必要だと
かみさんが言う。


なんとしたことだろう。


かみさんは1歳児の世話があり
1歳児は感染防止のため病棟に入れず
3歳児は入院にあたり付き添いが必要だという。


疲れの見えるかみさんを帰し
止む無く私は3歳児に付き添う。


入院にあたり保証金5万円が必要だと
かみさんが私の財布から生活費用の福沢諭吉を5人連れていった。



3歳児はややぐったりとして熱がまだあるが
ソリタと抗生剤を点滴から入れ落ち着いている。


点滴の傍には
3歳児の名前とともに気管支炎と書いてある。




少し前にホコリを吸って搬送された
小学生らのニュースを思い出していた。




「掃除はやさしさ」
新津春子氏の至言だ。


私は怠惰な人間で
掃除の継続実践ができなかった。


掃除が行き届いていなかったため
汚れた空気を吸い続けて気管支炎になったのだろうと
かみさんにメールする。



「ごめんなさい。
 なかなか掃除しない私が悪いんですね。
 ごめんなさい。」(原文まま)


かみさんからメールが返ってきた。


新津春子氏の言葉を思い出し
自戒の念のメールのつもりだったが
かみさんを責めるようなニュアンスで伝わってしまったようだ。


しかし私は返信をしなかった。


今一度、私と共に
「掃除はやさしさ」について考えてほしかったからだ。




3歳児は落ち着いている。
明日明後日には退院するだろう。


45時間を3歳児に付き添い
私は帰宅した。


3歳児は別れしなに泣いていたが
この涙で彼は心的に少し成長する。




帰宅すると1歳児は寝ていたが
かみさんが掃除機をかけ終わった部屋で
私を出迎えてくれた。


ありがとう。