ホームレスから父に成る!

ホームレスだった男の育児と日々の雑感

不審者と 親の役目

男は公園のベンチに座り

砂場で遊ぶ小学生女児らを見つめていた。


男は女児らに近づき

何事か語りかけたようだった。


直後、女児らは

ぱっと砂場を離れ

距離をおいて滑り台で遊びだす。


3歳児と遊ぶ私は

ベンチから離れた位置で

3歳児にスマホを向けて動画を撮る。


休日に未就学児と公園で遊ぶ父親が

その他愛のない関わりを

子との思い出として動画に残しているような雰囲気で。


3歳児からだいぶ離れた後ろには

ベンチに座る男。

スマホが画角ぎりぎりで男を捉える。


しばらくすると男は公園を去った。




それから3ヶ月が過ぎる。


この日、私は仕事で外回りに出ていた。

職場に戻ると、同僚が不穏気に言う。

「公園で不審者が出たようだ。」


公園に居合わせた誰がが警察を呼んだらしい。

私はすぐさま公園に駆け付ける。


公園にはたくさんの児童ら

その母親たち

5〜6人の警察官がいた。


やや太めで白いTシャツの男が

ガタイのいい警察官3人に囲まれ

話をしている。


白Tの男は

髪型が短く整えられていたが

あの男のように見えた。


私はスマホに残していた動画の画像を

次第を見ていた児童に見せると

「この人だよ」と淀みなく話す。




被害というほどかどうか

4〜5歳になる男児が遊具で遊んでいる後ろから

男は抱きついたらしい。


ちなみにこの男児は

私や3歳児と公園でよく遊ぶ子だ。


この男児は公園て遊ぶとき

ほとんど親が同伴していない。


男は長い期間に

高い頻度でベンチに座り

子らを見ていたようだ。


親が同伴しない子を

見極めていたのかもしれない。




これが土曜の昼だからよかった。


他の児童の母親らが

比較的多くいた。


平日の人気ないときに

公園の公衆トイレにでも

男が児童を引き込んでいたらと思うと

ぞっとする話だ。



何事もなくて良かったが

いつか必ず男は事件を起こすだろうと

かみさんには伝えている。


警察に注意されても

直るはずがないのだから。


地域にすまう大人が

問題の男を把握して

おかしなことにならないよう

気を付けていかねばならない。




子らを公園で遊ばせるより

室内でゲームをさせたほうが安全だから。


悲しくも嫌な時代だ。



自由に

めいいっぱい

走り回り遊ぶ


それを子らが安心して

自然な形でできる社会を作っていくのが

親の役目だろう。



自分に何ができるか

考えていきたい。


ありがとう。

1歳児の虫歯

かみさんが子らを連れて歯医者に行く。


3歳児は問題ないが
1歳児の娘が虫歯になり始めているとメールがくる。






私は帰宅すると
すぐ1歳児とともに入浴する。


1歳児は気持ちよく入浴してくれる。


私は1歳児の歯ブラシを手に取り
歯磨きをしようと試みるも
頑な拒否(+)


歯ブラシを口に入れようとしているだけで
そのうちに泣き出してしまった。


その泣き声は
殴られ叩かれする虐待を受けているかのような
大声で助けを呼ぶような声だ。



いつもの私であれば
泣いて嫌がることをしないが
私にはこの時間しか1歳児の歯を磨く時間が作れない。


ぎゃあぎゃあと助けを呼ぶようにして叫び泣く1歳児。
幸いにも泣くと口が開く。


開いた口から
素早く、しかし優しく歯ブラシで歯を磨く。


2~3度ほど歯ブラシを動かしては口から離して
口を開け泣いているところを素早く短く磨くを繰り返す。


1歳児の身体を押さえつけたり
無理矢理に歯ブラシを押し込むようなことはしない。


身体を抑えずとも
風呂桶の中で泣く1歳児に逃げ場はなく直立不動だ。
泣くために口は開いている。




この1歳児の大きな悲鳴を事情を知らない人が聞けば
家人に殴られているか
タバコの火でも押し付けらしていると思われてもおかしくない。


それほどの迫力で
歯磨きを拒否し泣く。


私は歯ブラシをちょんちょんと1歳児の口に入れ
短く歯を磨いているだけだ。




嫌がることをしたくはない。
何度もブログに記してきたように。


しかし私が歯磨きをやらなければ
1歳児は虫歯で悲鳴を上げることになる。




末子と長子に愛情の差を付けないでくれと
かみさんには幾度となく伝えてある。


かみさんが
なぜ1歳児の歯を磨いてあげないのか
私にはわからない。


これが末子と長子への愛情の差なのだろうかと。


そう考えたくはないが。




1歳児の歯を守ってやれなかった。
これからは私が
1歳児の虫歯が増えないように磨く。


1歳児に対し
申し訳なさが募る。



1歳にして虫歯だなんて


悲しい。





己の生きる環境を整えるは己

昼食 帰宅
家には誰もおらず静かだ。


今日はママ友らとランチだと
かみさんが言っていた。




私はここぞとばかり
遊んだままに散らかった玩具を片付け
掃除機をガリガリと部屋中かける。




あっという間にテニスボール大の埃が取れた。(ミニカーは大きさ比較)


お恥ずかしい話だが
如何に掃除が行き届いていないかを
私自身が目の当たりにし驚いている。




私はこれまで
「掃除は専業主婦たる妻がすべき作業」と考えていた。


しかし、それは間違いだと考え方を改めた。
そういう考え方・態度は、子の成長が歪む。


「掃除は妻(母親・専業主婦)がすべき作業」ではない。


その背を見て子が育てば
生きるに大切な作業であるにも関わらず
他人まかせにしてしまう子が育つのではないかという疑念が湧く。



どういった環境・関係であれ
「己の生きる環境を整えるは己」であるということ。


私自身が、夫婦という関係に甘え
生物的な弱に陥っていた。


テニスボール大の埃が取れたのも
私自身が「日中に働いている」を理由に
生きるに適する環境を整えてこなかったためだ。


妻がいようがいまいが
自身が生きる環境は、自身が責任を持つべきだと。


共生という考え方もあるが
私はそれを「甘え・生物的な弱」とする。




ひととおり掃除を終えると
昼の休憩も終了間際だ。


時間は無いが
気持ちよくシリアルに牛乳を落とし
かきこむようにして胃に収め仕事に戻る。




気を付けなければならないのは
かみさんの母親としての自尊心を守ること。


掃除をしただけで
鬼の首を取ったように
これだけ埃が出たと騒ぎ立て
掃除がどうのと始めるのは最悪の悪手。


自分が生きる環境を整えたに過ぎない。


生物的な弱から
一歩、生物的な強に近付く。




生物的な弱を考えるとき
反面教師とする私の父親を思い出す。


父親は自身の靴下がどこにあるかもわからなかった。


共働きの母親が用意した食卓を
スーパーの総菜ばかり並んでいるとぼやいたが


母親と別れた父親の食事は
スーパーの総菜のみだった。


自身で栄養を考えた食事を用意もできない生物的な弱。




考え方の問題だ。


かみさんが
私の生物的弱に陥るを退けてくれたのだから。


私は、私自身が生きる環境と
家族が安心して生きる環境を整えるに
責任を持ちたい。



かみさんに礼をつたえねばなるまい。


成長を
ありがとう。