ホームレスから父に成る!

ホームレスだった男の育児と日々の雑感

2歳児が食べ物で遊ばないための無言

昼食のため家に戻ると
息子が出迎えてくれたが
私は無言でトイレに入りカギをかけた。
前日の下剤が効いてきたからだ。


息子は泣きじゃくりながら
開けて開けてと叫んでいる。


ほどなくかみさんが来て
「お父さんは昨日のことまだ怒っているんだよ。」と息子に伝えた。


「昨日のこと」と伝えるのではなく
「食べ物で遊んだこと」と具体的に伝えるべきだと思ったが
私は無言で便座に腰かけ、3日ぶりの通じに喜びを感じていた。




トイレから出ても
無言で居間のコタツに座り娘を膝の上に乗せる。


息子はトイレの前で
おっとーしゃぁぁぁん!と泣きながら叫んでいる。


見かねたかみさんが息子を居間に誘導すると
息子は娘をあやす私の隣にちからなく座った。




「もう食べ物で遊ばないかい?」
私が声を掛けると息子は小さく頷いた。


息子を左手で引き寄せると
息子は頭を私の胸に置きもたれかかった。


膝を上下にゆっくりと動かしながら
右手で娘を腹を優しく撫で
息子から視界を窓の外に移して、ゆっくりと私は鼻歌を歌う。




エチュード Op.10-3 ホ長調 「別れの曲」 (ショパン)



私の父親はクラシック音楽が好きだった。
いつもコーヒーを片手にして聴いていた父の姿を覚えている。


反面教師としてしか思い出すことがない父親だが
私が鼻歌を歌うときに、無意識に出るのがショパンだ。




夕方、帰宅してから
いつもより長く息子と一緒に遊んだ。


夕食で彼は食べ物で遊ぶことをしなかった。


ありがとう。



2歳の息子への無言

夕食時に
息子が牛乳の入った器に手を入れ遊んでいる。
テーブルに牛乳が少しこぼれている。


かみさんが止めなさいと促すも
息子は続けている。


私が止めなさいと強く咎めたが
息子は続けている。




私は息子を横に寝かせ
身動きできない状態にして
テーブルを拭いてくださいと伝える。


息子は
わかったわかったと
解放してほしいと泣く。


私は息子を開放し
テーブルを拭くよう念を押すが
どういうことか息子はミニカーで遊ぼうとする。


再度、息子を横にし
テーブルを拭くよう伝える。
やはりわかったわかったと泣くものの
解放するとミニカーを持つ。



いつもと何かが違う。
息子はお願いすれば手伝ってくれる子だ。




私は注意を促すことを止め
息子から距離を置いた。


あちょぼよーと息子が言ってきたが
私はそれを黙殺し夕食の皿洗いをする。


かみさんが
拭かないからだよと息子に伝えると
ふきふきしたいなーと息子は言うが
それも黙殺する。


息子は空気を感じ取って黙った。
自分の行為が、父を無言にさせたと気づいたようだ。





以前に私は
かみさんと話をしなくなったことがある。


専業主婦のかみさんが
スマホのゲームを毎晩深夜に遊び
朝は起きてこない。


私は早朝食事を整え、洗濯をしてから出勤する。


かみさんの生活態度を見かねて
私は1週間近く閉口した。


かみさんはひどく動揺していた。
私が突然黙ったまま目も合わせない日が続いたからだろう。


そのとき私は
かみさんとの関係をどう終わらせるかを考えていた。



かみさんには
籍を入れる前から
愛は永遠ではないと伝えてある。


結婚する前はお互いが、相手に好かれよう好きでいたいと努力を惜しまない。
時が過ぎるほどに、人はその努力をしなくなる。


愛は相手のことを考える時間だ。
時が過ぎれば、相手より自分のことを考える時間が増えて、関係は破綻する。



1週間を黙っていると
かみさんが泣いて詫びてきた。
なんで怒っているのかわからないと言う。


私は言った。
「怒っているわけではない。
 好きなようにしなさい。私も好きなようにする。
 楽な生き方をすればいい。私も楽な生き方をする。
  
 でも私はそういう家庭は嫌だから。
 そういう家庭に居たくない。私は居なくなるだろう。」





私は
大声で怒鳴ったり
殴ったり
脅したりして
相手に意思を伝えたくない。


説明して受け入れられなければ
黙るだけだ。



2歳の息子への無言は
自分の行為を考える時間をもってほしかったからだ。


2歳の息子には
難しいかもしれないが。


いまも無言は続行している。
息子が自分の行為を反省してくれることを願いながら。


ありがとう。




株式会社ハート ゴーゴーカーブーツ ¥1200円

昼に一緒に買い物に行く約束を息子としていたが
帰宅すると
かみさんと一緒に風呂に入っている。


時間もないため
久しぶりに1人で買い出しに出る。




クリスマス用のブーツ型詰め合わせの菓子類が
棚に並んでいる。


トミカのバケツは完全に失敗だったが
あんぱんまんの菓子入りブーツを欲しがっていたなあと
菓子入りブーツの棚を物色していると
息子が気に入るであろう商品が目に留まる。




 株式会社ハート ゴーゴーカーブーツ 1200円



いつもの新幹線の食玩も買い帰宅する。


菓子ブーツを見せず
先に新幹線の食玩を渡すと
息子は喜んでいる。


少し間をおいてから
菓子ブーツを見せると
満面の笑顔で手を叩いて飛び跳ねている。



2歳の息子は
寝るまでミキサー車を離さず
枕元に置いて寝た。


重機や新幹線が好きな息子は大満足だ。



こういう子供が笑顔になれる商品を
作れる企業は応援したい。


息子の笑顔が見れて
私も大満足だ。


ありがとう。