ホームレスから父に成る!

ホームレスだった男の育児と日々の雑感

0歳児の悲鳴

19時
夕食を済ませた私は食器を洗う。
息子はアンパンマンを見ている。
かみさんは娘を寝かしつけに寝室へ。


食器を洗っている間中、0歳の娘の泣き声が続いている。
いつもと泣き声が少し違うように思えた。


食器を手早く洗い、寝室に入る。
かみさんは娘におっぱいを与え寝かしつけようと頑張っている。


娘が寝付かず泣き続けているようだが
それにしては泣き声の様子がおかしい。


私は0歳の娘に呼びかけ、娘と視線を合わせる。
私と視線を合わせれば泣き止むことが多いが、苦しそうに泣き続けている。


はっとして娘の頭と顔を撫でる。


熱い。


寝室に入った時、室温がだいぶ温かいと感じていた。
かみさんが寒がりの私に気を使い、外の寒気のため暖房の設定を高めにしてあるようだ。


私はすぐに暖房を切り、団扇で娘の顔を扇ぐ。
すっと泣き声は小さくなり、いつもの穏やかな娘の笑顔に戻る。



「いまのは娘の悲鳴だったんだよ」
「また泣いてるなあ程度の感覚で注意を向けなければ、命の危険につながることもある」




介護に従事させて頂いた際
介護長から「介護の気付き」があるとの評価を頂いていた。




>これが業務というマンネリ化や良くない習慣から気が付かなくなる、
>またはスルーしてしまう。


文章は上の介護の記事からの引用だが
毎日の育児でも同じことが言える。




団扇の風で落ち着きを取り戻した娘の笑顔を見つめながら
私に注意された言葉で、かみさんはうなだれていた。


次の日、かみさんは
午前と午後のダブルヘッダーで奮起し
息子と娘を外に連れて遊んでくれたようだ。


そういうかみさんが好きだ。


ありがとう。