ホームレスから父に成る!

ホームレスだった男の育児と日々の雑感

塩梅を見極める

かみさんが18000円の
親指サイズの小さなひな人形を購入し
それが入ったダンボールが届いた。


私がダンボールを開封する。
みるみる表情が曇っていくのをかみさんは察したようだ。




もう20年近く会っていないが
私には姉がおり
差をつけて育てられたと私は感じている。


子供たちには愛情の不平等・差を感じてほしくないと
かみさんには伝えてあった。




親父さんたちが息子に
5月人形を贈ってくれていたため
かみさんは娘にひな人形を用意しようと思ったのだ。


かみさんは
ひな人形の画像と値段を私に見せ
私はそれの購入を承諾した。




ダンボールを開封する私の表情が曇っていく。
かみさんは理由がわからないようだった。


18000円のひな人形を買ったことは問題ではない。
私自身が承諾している。


問題は普段の生活にある。




子供が遊んだ玩具が散らかったまま
部屋中が混沌としている。


かみさんは専業主婦だが
どうせ息子が散らかすのだからと思っているのか
片付けや掃除をしない。


何度か注意をしているが改善はされなかった。




その状態で
18000円の部屋飾りを購入した。


どこに飾って置く場所があるのか。


部屋飾りを買うのであれば
当然、部屋を片付けると思っていたが。


私は閉口した。




今朝、洗濯を干しながら
どうすれば最もよい解決かを考えていた。


部屋が散らかったままだ。
衛生的にも
子供の精神状態や生活習慣にも悪影響だろう。


かみさんに注意を促すことは
すでに試みて
無駄であることがわかっている。


私には掃除している時間はない。
そう思って悩んでいた。




ここで前職の上長である介護長の言葉が思い出される。


「本当に時間がないのかな」
「塩梅を見極めなさい」



私ははっとして
目の前が晴れるように解決策に至る。


私は毎朝に洗濯をしているが
毎朝しなくてもいいのだ。


朝の洗濯を3日に2回にして
朝に部屋の片づけと掃除を3日に1回でもすれば
部屋の混沌は次第に改善されていくはずだ。




息子が混沌とした部屋に慣れて
掃除しない子に育ってほしくない。


ありがたいことに
息子はまだ洗濯や掃除のお手伝いをしたがる。


息子と一緒に
朝に片づけと掃除を少しずつやろうと思う。


ありがとう。