ホームレスから父に成る!

ホームレスだった男の育児と日々の雑感

2歳児の2個めの食前プリン

私は帰宅し、夕食の支度をする。
かみさんは0歳の娘の沐浴を終えたところだ。



2歳の息子が夕食前に冷蔵庫から
グリコのプリン3個パックを出してきて
「これたべたい」と言う。


私はしばし考え
「ちゃんとご飯を食べるかい?」と訊くと
「たべる!」と強気な返事。


私はプリンを開封して
「1つは、おっかーにあげてね」と渡す。


かみさんは息子から
プリン貰いご満悦だ。



私はスマホでステレオフォニックスを再生する。
適当に鼻歌を合わせ味噌汁を作る。


「たべた」と息子が
流しにプリンの容器とスプーンを入れてくれた。


私は「ありがとう」と
流しに持ってきてくれたお礼を伝える。




「これ、おっとーの」
私のプリンをテーブルに残してくれている。


「ありがとう、あとで食べるから置いといてくれ」
私は息子に伝える。


すると息子が私の顔を見つめ
何かを言いたげな表情をしている。


私はすぐにそれを察し
「プリン、もう1個食べたいのかい?」と訊ねる。


息子は弱弱しく
「、、うん」と声を出した。


ご飯前のプリンの2個めか。


私はごく短い時間、考える。
息子が不安げな表情で見つめている。



「いいよ、食べなよ」
私が言うと、息子の表情は輝いた。


「ありがとう!」
息子は喜んでプリンの2個めを食べた。




夕食を整えると私は
ひきわり納豆にタレを入れ
ご飯と一緒に焼き海苔で巻く。


親指の爪より
やや大きい程度のサイズの納豆巻が
息子の大好物だ。


最初はタレだけで
ペースが落ちてきたら
小皿に醤油を入れて付けて食べてもらう。


最初から醤油を付けると味が濃いので続かない。
醤油はペースが落ちてきたときのブーストとして使う。


納豆巻で
ご飯をあらかた胃袋に収める息子。


食事の前にお菓子を食べたときこそ
大好きなご飯を用意してあげたい。




なぜ食前のプリンを承諾し、2個めのプリンまで認めたか。
かみさんは不思議に思ったようだ。


スパンの問題かなと思っている。


1日で全部食べてしまうのと
2~3日に分けてたべることも
プリン3個を食べることに変わりがない。


どちらにせよ
次の買い物の日まで追加分のプリンは無いのだから。


食べたいときに
気持ちよく食べたほうがいいと私は思っている。


せっかく美味しいプリンを食べたあとの
気分を下げたくない。




食後、2歳の息子は
椅子を流しまで引っ張り
「てつだうよ」と
洗い物を自発的に手伝ってくれている。


ありがとう。