ホームレスから父に成る!

ホームレスだった男の育児と日々の雑感

2本のチーズベーコンつくねが作り出した関係

近所のスーパーでは敷地内で
焼き鳥屋が屋台を出し営業している。


しばらく前から
息子と買い物に来た際に
度々その焼き鳥屋で買わせて頂いている。


息子は焼き鳥のつくねが好きで
駅前の焼き鳥屋も通る度に
「つくねたべたいよ」と訴えては食べている。


スーパーの買い物帰りしなに

焼き鳥屋でチーズベーコンつくねを買う。


息子のお気に入りで
これを2~3本ペロッと食べる。


焼き鳥屋の親父さんは
子供が客であるとわかると
うまい棒などの菓子を
毎回のように袋に入れてくれる。




先日、買い物の際に
息子から「つくねたべたい」と希望あり
焼き鳥屋を訪ねるも
チーズベーコンつくねが売り切れとのこと。


息子は悲しげな表情だが
売り切れでは仕方がない。


普通のつくねを焼いてもらい
その間にスーパーで買い物をする。



買い物を済ませ焼き鳥屋に戻ると
チーズベーコンつくねが2本だけあったと
親父さんが焼いてくれていた。


息子は食べれないと思っていた
アツアツのチーズベーコンつくねを喜んでいる。


会計すると親父さんが
チーズベーコンつくねの2本はサービスでいいよと言う。


私は恐縮しお礼を言って
屋台をあとにした。




焼き鳥屋の親父さんは
息子にいつも何か菓子をおまけしてくれて

今日は串2本もサービスしてもらっている。


焼き鳥屋で串2本もサービスしたら
その分を回収するのに何本の焼き鳥を焼くのだろうか。




かみさんに次第を話し
焼き鳥を買うときには
親父さんにお礼を言うよう伝えた。


焼き鳥屋の親父さんに
買い物の帰りしなにでも
差し入れを持っていこうかとかみさんに話すと

同意してくれた。


なにかを貰う時だけいい顔をしたり
お世話を頂いても都合のいいときだけ頭を下げて終えるような

そういう人間にならないでくれよと息子に伝えたが

きょとんとしている。




スーパーの帰りに

買ったばかりの菓子と飲み物を2本

焼き鳥屋の親父さんに手渡した。


親父さんは驚いた様子だったが

差し入れを喜んでくれた。




これからも

この焼き鳥屋の親父さんから

買おうと思う。


親父さんのチーズベーコンつくねを

息子も喜んでいる。


ありがとう。