ホームレスから父に成る!

ホームレスだった男の育児と日々の雑感

2歳児の箸休めチョコ

かみさんは0歳の娘の沐浴を済ませ

2歳児と入浴する。


その間に私は

沐浴を終えたばかりの娘を世話する。


かみさんと息子が部屋に戻ると

私は夕食の支度を始める。


すでに時刻は19時

いつもなら食べ終えている頃合いだ。




私は冗談まじりに

「今日は時間ないから御飯食べなくてもいっか」と

冷蔵庫を開けながら夕食を考える。


すると息子が近づいてきて

冷蔵庫から餃子を掴み出して言う。

「これたべよっか」と笑顔。


餃子ならすぐ焼けると

私は素早く取り掛かる。



カブの浅漬け、赤肉ハネジューメロン、鶏肉と大根の味噌汁、キャベツ千切り

千切り以外は作り終えていたものを皿に移すだけだ。


餃子を焼くのに3分強あれば夕食は整う。



ここまで用意すると息子がおやつ棚から

鉄分摂取用に買っておいたカロリーメイトのような

粒チョコが入った栄養補助食品を取り出してくる。


「これ、いま、ちょっとだけたべよっか」

息子はうんうんと頷く。


「いま餃子が焼き上がるから御飯の後にしようよ」


息子は不満気だが

餃子を出すと笑顔で食べ始めた。



私とかみさんは夕食を済ませ

かみさんは娘を世話し、私は食器を下げて洗い始める。


すると息子が

おやつ棚からアンパンマンのチョコ菓子を

ひとつ取り出して私に言う。


「これ、いま、たべたい」


食卓を見ると

御飯を半分ほど食べたところだ。

私は短く考える。



息子の希望を承諾し

小指の先ほどのアンパンマンチョコを開封する。


「はい、どうぞ」

私はそれ以外に何も言わず

笑顔で手渡した。


「ありがと!」

息子は笑顔に輝き

チョコを頬張る。




食器洗いが終わる頃

一粒残らず御飯を完食し器を下げに来た。


「ぜんぶたべた」


息子が御飯を全て食べることは

なかなか無いことなので私は驚いた。


かみさんが

御飯を全部食べてくれて、ありがとうねと声掛けする。

私もありがとうと続く。


息子は笑顔だ。




私は食前に

御飯の後にしようよと約束した

粒チョコ入りの栄養補助食品を取り出す。


「御飯を食べたからどうぞ」


「わあ〜」

息子は笑顔に輝く。


息子はカロリーメイトサイズの粒チョコ入りを

4本ほどペロリと食べた。




かみさんには

子供たちとの人間関係の構築をしようと伝えている。


親側が

親子関係(子は親に従うべき関係)を意識して

親の言うことを言い聞かせる(強権による支配)を行うよりも先に


子供側から

親が信頼に足る人物だと

肌で感じてくれる関係の構築を

かみさんにはお願いしている。


その関係の構築が

2歳児との関わり全てに影響する。



約束したことは

子供が約束を忘れているときこそ

親の側から伝えなければならないと思っている。




ここしばらく昼食時だけ息子にスマホを渡し

動画を観ていいよと許可をしていた。


私の昼休みが終わるときには

動画を観たくてもスマホを返してくれる。


昨日から画面の大きなタブレットに変えて渡してみたが

やはり昼休みの終わりには返してくれた。


まだ見たいと

ゴネることは無くなっている。


昼休みの終わりには必ず

「また明日、昼に見ようね」と息子に伝える。


息子は「うん!」と笑顔で頷く。




息子の精神的な成長を感じて嬉しい。


ありがとう。