ホームレスから父に成る!

ホームレスだった男の育児と日々の雑感

2歳児の絵具落とし

100円ショップで購入していた

水彩絵具、絵筆、スケッチブックで

息子と遊ぶ。



息子にペンを持たせても

まだ円も直線も描けない。


形にならない意味不明な線だ。


その息子に

絵具を持たせる。



息子は絵具のチューブのフタを外し

スケッチブックに絵具を直に落としていく。


ドロリとした色の付いた液体が

真っ白なA3判スケッチブックに点々と落ちていく。


絵筆を持たせるも、描くことに興味がない。

点々と絵具を落とし、満足気な笑顔を見せる息子。




落とされた絵具が玉のままでは

スケッチブックを閉じれない。


(いま考えればロールシャッハテストのように楽しめたかも知れないが)


私は白紙に乗っている絵具の玉を

絵筆で伸ばしていく。





絵筆を取るのも何年ぶりだろうか。


学生の頃は

よく絵を描いた。


デッサンやクロッキーが好きで

クロッキー帳が身体の一部のようだった。




もう錆び付いて

この指が思うような線を引くことは無いが

やはり絵を描くことは楽しいものだ。


いつか子供たちに

絵を描き、物語を添えて

プレゼントするのもいいかもしれない。




息子は絵具落としに飽きると

アンパンマンを見始めた。


いつか彼が

何かに夢中になり

何某かを体得しようと励むときが来る。


そのときまで生きて

力になってあげたい。



ありがとう。