ホームレスから父に成る!

ホームレスだった男の育児と日々の雑感

2歳児の おやつ禁止令

夕食前

2歳の息子がシリアル(チョコ味)を食べたいと

かみさんに訴えていた。


「ご飯の前だからダメ」

「たべたいよー!たべたいー!」

このやりとりが何度か続いた。


「仕方がないなあ」

かみさんは根負けし

息子にシリアル(チョコ味)を提供する。




「そのやり方だと、

駄々をこね続ければ相手(親)が折れ

2歳児は要求が通ることを覚えるだけだぞ。」


私はかみさんに注意を促す。


「どうせ提供するのであれば、最初から渡しなさい。

要求を通したいとき、駄々をこねるようになるぞ。」


私が言うと

かみさんは不服そうだ。




私はご飯前に菓子を食べてもいいと考えている。

毎食前に菓子を食べるのは問題だが。




2歳児にとって

夕食の時間が18時過ぎでは遅く

腹が空いてしまう。


16〜17時に2歳児の夕食を提供できればベストだが

生活や仕事の都合により、そう上手くはいかない。


食事の時間は

親の都合で決まる。


2歳児の腹具合は

その時間にうまく合わせられない。




3度の食事をうまく取れないなら

1日に摂取する総量で考えたい。


つまり、いつ菓子を食べるかは大した問題でなく

1日にどれだけ菓子や飯を食べているかを注視したい。




私とかみさんのやりとりを横目に

2歳児は提供されたシリアルに手を付けず

冷蔵庫から6Pチーズを取り出した。



「これたべたい。」

2歳児は笑顔で私に訴える。


提供されたシリアルがあるだろう

まずそれを食べなさいと促すも


チーズを食べたいと強く訴える。




記したとおり

食前にチーズを食べても問題ないが


自分が要求し提供されたシリアルを

食べないことは大きな問題だ。


私は食べ物を粗末にする人間が

すこぶる嫌いだ。





「チーズを食べることは止めないが

そのチーズを食べれば1ヶ月の間

お菓子とガチャガチャは禁止にするよ」

私は穏やかに2歳児に伝える。




2歳児には「1ヶ月」がなんのことか

理解できていない。


理解できていない状態で提示するのは

卑怯なやり方だが

1ヶ月禁止令を身体で覚えてもらう。



以前にも

タブレット禁止令(1ヶ月)を出したが

息子が規律を学ぶ観点から

私はうまくいったと考えている。


「本人が了承した結果であること」を理解してもらうため

スマホで次第を動画に撮りパソコンに移す。




「うん、わかった」

言うが早いか

2歳児は6Pチーズを開け始めた。



「1ヶ月、お菓子とガチャガチャが

禁止になってもいいのかい?」


「いい」

気持ちがいいほどの2歳児の即答だ。



「スーパーに買い物に行っても

お菓子もガチャガチャも買わないよ?」


「うん、わかった」


そこまで言うと

2歳児はチーズを食べ始めた。



これを動画に撮りパソコンに移す。


お菓子が食べたいと訴えたとき

「自分が了承したこと」を2歳児に伝える。




翌朝

私はバームクーヘンを

息子が見ている傍で頰張る。


いつもなら息子は「ちょーだい」と笑顔で訴え出るが

昨晩のおやつ禁止令発動を覚えているようで

テレビを見たり線路をつなげ遊んでいる。


これ以降、禁止令中は

息子の前では菓子を食わない。

かみさんにも協力してもらう。


これ見よがしに見せ付け

性格が歪んでも困る。




さらに翌日

「おやつたべたい」と訴え出るも

動画を見せることにより

2歳児は自分がした結果の禁止を受け入れ

おやつを諦めている。




さらに翌日

私はスーパーに買い物に行くため息子に声掛けする。


お菓子もガチャガチャも禁止だから買わないが

何か美味しいものを買おうよと誘うと

2歳児の目が輝く。



おやつ禁止令は

お菓子売り場の棚にあるものとアイスを禁止にし

その他には制限はない。


栄養補助食品も菓子売り場ではないため

食べることを認めて購入している。


私はおやつ禁止令を

息子が新しい食べ物に挑戦する機会としても考えている。



息子はチーズ売り場に来ると

興奮したように繰り返しながら吟味している。


「チーズはおかしじゃない!チーズはおかしじゃない!

これでもいいし、これでもいい!

これもたべれるし、これもたべれる!」


2歳の息子は

よほどチーズが好きなようだ。




おやつ禁止令は現在も継続中だが

大して苦しい様子も見られず順調だ。


禁止令発動後すぐに

息子の行動に嬉しいことがあったため

禁止令を解いてやりたいとかみさんに話したが

1週間は続けてみようと窘められた。




彼は1ヶ月後、禁止令を耐え

また少し成長しているはずだ。


ありがとう。