ホームレスから父に成る!

ホームレスだった男の育児と日々の雑感

3歳児の断捨離

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昨日の夕食前に玩具を片付けてくれと

3歳児にお願いするも

彼はやらず遊び、アニメを観てしている。


「片付けないなら(いらない物と判断し)約束通り捨てるけど、いいかい?」

私が穏やかに訊ねる。


3歳児はアニメから目を離さずに

素っ気なく言う。

「いいよ。」



私はやおらゴミ袋を広げ

散らばる玩具を次々と入れていく。


3歳児は気付いているが

一瞥もくれずアニメを見続ける。


散らばる玩具を入れ終えると

私はゴミ袋を玄関ドアの外に置いた。




3歳児は普段と様子が変わらず。


散らばる玩具が無くなり

広々とした居間を3歳児は振り返り言う。


「すっきりしたね。」笑顔




私は、これはと思い

3歳児の顔を見つめる。


執着が無い。




先日とかけ離れた

3歳児の執着の無さに

私はたじろぐ。


私の想定外の変化だ。


想定外に事が動くときこそ

慎重な姿勢で対したい。


玩具を捨てる行為で動揺しているのは

3歳児ではなく私のほうだ。




就寝まで普段と変わらず

朝になっても

玩具への執着は見られない。


私は出勤時にかみさんに伝える。


「ドアの外に玩具がある。

◯ちゃん(息子の名)に訊いて

本当にいらないと言うなら全部捨てなさい。

いると言うなら、袋の中から5個を選ばせて、(片付けなかったペナルティとして)それを捨て

あとは戻してあげてくれ。」




仕事が終わり帰宅。

ゴミ袋が部屋の中にある。


かみさんに訊ねると

外出から戻ったばかりでまだ何もしておらず

3歳児が自分で袋を運んだという。


私は内心でほっとした。



私は3歳児に

昨日の片付けをしなかった件から

玩具がゴミ袋に入っていることを説明し


袋に入っている全てを捨てるか

いらない(遊ばない)玩具を5個選んで捨てるかしなさいと伝える。




彼は短く考えて

いらない玩具をひとつ選ぶ。


ふたつ


みっつ


よっつ


いつつ



彼は苦もなくさらりと5個選び捨て

残りを棚に戻した。


5個を選ぶ間に

彼は玩具の棚からも幾つか選び

自ら軽がると捨てて見せた。


「これもこわれてるから、すてちゃおうね」


先日までは

壊れて走らないミニカー

折れ曲がったストロー

紙ゴミのようなものまでに執着を見せていたが。




私自身が執着が無い。


執着するには

体力と精神力が必要になる。


在るもので良しとし

失せることも良しとする。


物であれ人であれ

私は万事がその調子。



執着が無いことを

私はいいことだとは思わない。


手に入れるために頑張る努力とか

どうあっても譲らない熱意とか

そういう心も私には無いからだ。


子らには

そう育ってほしくはないが

彼等は私の背を見ている。


それ故に

たじろいだのだ。




3歳児が

取捨選択が出来るようになってきたのだと

ポジティブに捉えたい。




捨てることも含めて

片付けが出来るようになり始めている。


片付けを継続できるなら

オモチャ購入禁止令を

繰り上げて終了することを検討したいと

かみさんと3歳児に伝えた。



そう遠くない日に

彼は片付けの必要性を理解できると

私は期待している。



ありがとう。