ホームレスから父に成る!

ホームレスだった男の育児と日々の雑感

3歳児の母を思う優しさ

朝7時
1歳児と3歳児が同時に起きてくる。
おはようと挨拶すると2人とも笑顔。




7時30分
寝ているかみさんを
私がふざけて起こそうと寝室に入ろうと近づく。


それを見た3歳児が
頭まで深くコタツに潜ったまま言う。
「だめだよ!」


なんのことかわからず
寝室から顔だけ居間に戻して3歳児を見る。


「おっかー寝てるんだから、ゆっくり寝かせてあげてよ」




寝室では1歳児の早朝の授乳により
乳房を丸出しにしたまま疲れて寝ているかみさん。


「、、そうだね。」


私は居間へと踵を返す。
3歳児は笑顔でコタツの中に頭まで潜った。




かみさんは録画したアニメを深夜に見て
スマホで遊んでは朝に起きられないため
子供たちの朝食は9時頃になっている。


親が朝寝坊しながら
子らがどうして規則正しい生活習慣を身に付けるだろうか。


私は内心でそう思い
かみさんの就寝起床について正すべきと考えていた。


しかし、3歳児の言葉に
正さねばならないのは私の考え方だと思い至る。




規則正しい習慣は確かに大切だが
状況に応じて生活を柔軟に調整できなければ
心的に追い詰められてしまう。


現在の状況で優先させるべきは
規則正しい生活の習慣作りではなく
心身の疲労の回復と軽減だ。




母親は子育てマシーンではない。


深夜にアニメを見て、スマホで遊んで
起床が少し遅れたとしても
それは大した問題ではない。


24時間体制で
2児の子育てを頑張ってくれており
かみさんは心身ともに疲れている。


子らが起きているときに放置して
アニメやゲームに現を抜かしているわけではない。


その母親のわずかな息抜きの時間を
父親(私)が奪う権利は無い。


規則正しい生活習慣は
先送りにして差し支えない。




8時
3歳児、1歳児の相手をしていると
かみさんが起きてくる。


おはようと挨拶を交わして
私は出勤する。


「いってらっしゃーい、くるまにきをつけてねー」
3歳児が私を送り出してくれる。



3歳児の母を思う優しさに
気づかされた。


ありがとう。