ホームレスから父に成る!

ホームレスだった男の育児と日々の雑感

絵本 ヒヒヒヒヒ うまそう

3歳児が気管支炎で入院し、退院するまで


私の頭の中では
ミルコ・クロコップvs美濃輪育久の煽りVで流れる
ファンタスティック・プラスチック・マシーンが流れ続けていた。



PRIDE ミルコ・クロコップ VS 美濃輪育久 煽り



この煽りVを観る度に

生きる勇気を貰えるような気がしている。


幼いとき

皆が普通に走っている場面で

私は懸命に頑張らねば

皆の普通に並ぶことも敵わなかった。


いまでも難病により

病弱で、身体は疲れやすい。




3歳児が入院している間

小児科にある絵本を全て読み聞かせた。


全て読んでもなお

まだ見たいと3歳児が言う。


3歳児の退院後

私は歯医者帰りに書店で絵本を買う。


1人で絵本を選ぶ作業は

とても時間がかかる。





売り場にある数百の絵本を

開いては閉じしてを繰り返し


平積みされていたティラノサウルスの話にした。




売り場で絵本の1ページめを読んで

これだと決まった。




帰宅して絵本を3歳児に渡すと

3歳児は手を叩き小踊りして喜ぶ。


ソファに深く座り

3歳児を膝に乗せて読み聞かせる。


3歳児に読んで聞かせていると

1歳児も私の足にしがみ付き絵本を見上げる。


洗濯物を取り込むかみさんも

聴くとはなしに聴いている。


読み聞かせの途中

私は涙が溢れそうになるのを防ぐため天井を仰ぎ

読み聞かせを中断する必要があった。


3歳児は不思議そうに私を見ていた。




感想を聞いても3歳児には

絵本が何を伝えたいか

理解できてはいない。


しかし

いまはそれでいい。


これはこういう話だよと

物語の上っ面を説明したくない。




多くの本を読み

多くの、様々な経験を通して

いつか自分自身で

理解できる日が来ることを信じる。




いい絵本を贈れたと思う。


ありがとう。