ホームレスから父に成る!

ホームレスだった男の育児と日々の雑感

かみさんの買ってきた本 アンガーマネジメント(2)


・気管切開での無声
・パーキンソンでの動作不自由
・意思疎通は可能
・動作不自由にも関わらず、自力でオムツパンツを脱ぎ放尿する問題行動


この放尿を繰り返すのは
話せない彼が
何らかを伝えたい意思表示ではないか


私はそう考えるようになった。




順を追って思い出していく。



●【問題行動】
このパーキンソンの利用者の放尿は
多い時で一晩で3〜4回あった。 



●【問題行動に対しての怒りのステージ】
最初期、彼の行動に対して 
私の内には怒りがあった。    


わざと(自分の意思で)オムツパンツを脱ぎベッドに放尿する


そのため彼の着替えやベッドシーツの交換など
余計な作業が増えることになり私を苛立たせた。


重度認知症などの(理解すること自体が困難な)病気や
オムツのあて方が悪くベッドを汚してしまうのは仕方がない


しかし、理解できる頭がありながら
何度お願いしても彼はオムツパンツを外して放尿する。



●【問題行動に対しての諦めのステージ】
何度お願いしても放尿は繰り返される
私は「彼に理解してもらうこと」を諦めた。


問題行動に対し
「彼に理解してもらう」という
「相手を変化させる(自分の意思に沿う形にする)ことでの解決」が
不可能であることを
介護員として未熟であった私自身が理解する必要があった。


意思疎通でき理解可能であれば
相手が変わることで問題行動は解決すると信じていたため
それが叶わず苛立ち、怒りに繋がっていた。


「相手を変化させることでの解決を諦める」ことにより
怒りや苛立ちは小さくなり


繰り返される放尿に、怒りの感情より
作業時間のコントロールと
問題行動の発生理由に関心が向いた。




彼は気管切開により放尿する理由を説明することができない。
パーキンソンにより動かない手では筆談もできない。
意思疎通は首を小さく縦に振るか横に振るかで行う。


「相手が(問題行動の理由を)説明してくれること」を諦め
私は問題行動発生の理由を考えるようになる。



「相手が何かしてくれること(放尿を止めること・理由の説明)」を期待し
期待が叶わないと苛立ちや怒りにつながる。


故に「相手が何かしてくれることに期待しなくなった」が
怒りや苛立ちを発生させにくい
私のアポステリオリだ。




もうひとつ
様々な利用者との多くの関わりで
「簡単なことでも出来ない(理解さえできない)人もいる」ことを気付かされた。



「相手が何かしてくれることに期待しない」
「(病や何かの理由で)簡単なことでも出来ない(理解さえできない)人もいる」


私の場合は
この2つを頭に置いておくと
大して腹が立つこともない。


激しい怒りが沸いてしまったときの回避の方法はまた別だが。





本の自己診断で
かみさんは白黒つけたいタイプだそうだ。


右下に書いてあることを
私がまんま話したため
かみさんは笑っていた。






かみさんが私を診断してくれた。
右上に書かれている同内容をすべて
3歳児に対して言っているので可笑しかった。




2歳までは怒ることをせず(言葉を理解できないため)
3歳からは怒り叱りを少しずつしている。


1歳の子に溢すなと言っても無理がある。
溢してほしくないなら


怒ったり叩いたりするよりも
親が溢させない環境(もしくは溢しても大丈夫な環境)を
作らなければならないと私は考える。



叱ること(諭すこと)が重視されがちだが
怒ること(感情を見せること)も必要であると
子が3歳になり思うようになった。


あえて感情で怒って見せることで(ヒステリックとは違う)
他者が嫌がることをすると「相手が怒る」ことを学んでほしい。




書き足りないくらいだが
また何かの機会に記したい。


ありがとう。