ホームレスから父に成る!

ホームレスだった男の育児と日々の雑感

3歳児の 分け与える心、譲り合う気持ち、辛抱の念

朝食も終わりかけた頃合い。


1歳児が冷蔵庫から
飲むヨーグルトの一番ちいさなサイズを取り出し
かみさんがストローを刺して渡すと笑顔。


それを見ていた朝食途中の3歳児が
「ぼくものみたいよ!」と、泣き顔で訴える。


かみさんは困った。


飲むヨーグルトは
その1本で売り切れだ。


「コンビニで買ってくる、ちょっと待ってて。」


やれやれといった表情で
かみさんはコンビニに
新たな飲むヨーグルトを買いに出ようとする。


その次第を黙って見ていた私はかみさんに声を掛ける。
「大変なことになるぞ。」


かみさんには言葉の意味がわからなかった。
そのまま徒歩1分のコンビニに買いに出た。




かみさんが買いに出ている間に
1歳児は飲むヨーグルトから離れ
プラレールのアシマで遊びだす。


その隙に3歳児は
1歳児の飲むヨーグルトを飲み始めた。


「いま、おっかーが、
 〇ちゃん(3歳児)の飲むヨーグルトを買いに行ってるのに
 ☆ちゃん(1歳児)のを飲むのは、おかしくないかい?」


私が3歳児に問う。


「、、、おかしい。」


3歳児は、しゅんと消沈して
1歳児の飲むヨーグルトをテーブルに置いた。




ほどなくしてかみさんは戻り
3歳児は飲むヨーグルトを手に入れた。


3歳児は笑顔で新しい飲むヨーグルトを口にし
1歳児も少しずつ飲んでいる。


何も問題ないように見える。




「親として、子らを悲しませたくない、同じものを与えたい
 その気持ちはよくわかるよ。」
私は前置きして話を切り出す。



「でもね、なにか足りないときに
 毎回与えてあげられるわけじゃない。


 お菓子や玩具など、自分の分が無いから
 買ってきてと言われて買えるわけじゃない。


 同じものを新しく買い、与えるより
 いまあるそれを均等に分けて飲むとか


 他の飲み物が冷蔵庫に沢山あるのだから
 それを促して満足してもらうとかしてほしいんだ。」


「、、はい。」
かみさんも、しゅんと消沈して返事をする。




「これは家の中だけの話じゃあない。
 将来的に必ずあることだ。


 幼稚園に行って
 誰かの何か見ては、自分も欲しいと言い出すだろう。


 その度に、すぐ買い与えてあげられるなら、
 今日のように買い与えるのもいいのかもしれない。


 しかし、私はそれを【甘やかし】だと見る。


 こういった場面では
 新しい物を買い与えて子の気持ち満たすより
 分け与える心や、譲り合う気持ち、辛抱の念を育ててほしい。」



冷蔵庫には
牛乳1ℓが2本
コーヒー豆乳が同じく2本
ピルクルが20本ある。


飲むヨーグルトが無いのであれば
(3歳児は)それらで良しとするか


飲むヨーグルトを
分け合うべきだと私は考える。


それら選択肢を3歳児が拒否するのであれば
飲むヨーグルトは次の買い物の機会まで
我慢してもらいたい。




100円か200円の飲み物を買って与えることは容易だ。
子に泣かれるより面倒くさくなくていいのかもしれない。


私はそれが落とし穴に見える。


3歳児の要望に対し、すぐ買い与えることを毎回の習慣にすれば
将来的に、買い与える習慣が履行されなかったとき(買わなかったとき)
屈辱・惨めさ・恨みの念(甘えからくる負の感情・逆恨み)が
親に対して湧くのではないかと懸念する。



肉体的・精神的に疲れていると
人は金で解決を図ろうとする。
(泣かれると面倒だから100円くらい(安物)なら買う等)


子との人間関係を金で解決するツケは
いつか必ず清算しなければならなくなる。



金銭的な我慢ばかりを押し付けるのも
買い与えるを習慣にするのも
同様に子を歪ませると思っている。


気を付けたい。



ありがとう。