ホームレスから父に成る!

ホームレスだった男の育児と日々の雑感

4歳児の レゴ ジュラシックワールド カルノタウルス対ジャイロスフィア 2

前回、誤って書きかけで記してしまった。
保存をしたつもりが。



続き



私はかみさんに伝える。


「せっかく彼が楽しみにしていたレゴなのに
怒られながら組み立てて
楽しいと思うかい?」


怒っているつもりはないと、かみさん。




私はふと
女性と男性の違いかもしれないと思い
それ以上はかみさんに云わず。



「ブロックを組み上げて、完成品で遊ぶこと」


かみさんにとって
ブロックを組むのは
ただ面倒くさい作業でしかない。


故に
早く組み立てて遊ぶが目的となるため
4歳児の「手伝いたい気持ち」が
作業の遅延に感じられてイラつく。




絵を描くとき、
物語を考えるとき、
調理するとき、
動画の編集をするとき、
ダンスを踊るとき、


なんでもそうだが
作り出す過程もまた
楽しいものだと私は信じる。


その過程には
辛く苦しい面もあるが
それも含めて「楽しい」のだ。


ブロック遊びにしても
ひとつひとつが組まれ
完成に近づいていく高揚があり
完成したときには充足を得る。




私はかみさんと組み役を交代する。


「だいぶ出来たみたいだね。
もう少しでトラックが完成するぞ。」


それを聞いた4歳児の表情に笑顔が戻る。




レゴの説明書は
非常にわかりやすく出来ており
見れば誰でもできる。


しかし、それでもまだ
4歳児には理解が追いつかず
説明書を見てやれの一辺倒では難しい。




親が子から解放される時間を作るために
玩具を与えることには賛成できない。


ブロックであれ
テレビゲームであれ
スマホアプリであれ


幼児期
子が独りで興じてしまうことで
他者との関わり方を見つける
最初の機会を逸する。



タブレットでいくつかのゲームを
4歳児は楽しんでいる。


ゲーム内の何某かを
「それはなんだい?」と私が尋ねると
これはこうでああでこうなってと
彼は丁寧に説明をしてくれる。


「おとーしゃんもやっていいよ。」
「いっしょにやろ!」


1人用のゲームだが
彼は気さくに話してくれる。




「うるせえなあ、いま遊んでんだから邪魔すんなよ。」


他者との関わり方を逸した子は
独りゲームに耽りして
社会性を希薄にしていく気がする。


任天堂のファミコンを与えられ
家族との関わりが無かった
私がそうであったように。







レゴが完成すると
彼は大いに喜んだが


完成したばかりのトラックや恐竜を
1歳児が奪い遊んでいる。


それでも彼は
レゴのウォーレンさんを気に入り
1歳児と仲良く遊んでいる。


その様子を見て
彼の心的な成長を感じる。




元ホームレスの私にとって
レゴはとても高価だが、買ってよかった。


彼の喜ぶ笑顔は
一際輝いている。



ありがとう。