ホームレスから父に成る!

ホームレスだった男の育児と日々の雑感

学研 もじかずちえ ¥600くらい

4歳児が無事退院する。



4歳児が入院中に
同室の子が何かしらのワークブックを母親としている。


「ペン、ペンギン、ペンダント、覚えて」
「ペン、、ペンギン、、ペン、、」



何の勉強かわからないが
記憶系なのか英語のスペルなのか。


覗き込むわけにもいかず耳にしながら
入院中の4歳児と恐竜図鑑に目を落としていた。




勉強は学校に入ってからやれば充分だと思っている。
未就学児のうちはよく遊んでほしい。


幼児は遊ぶのが一番。


私はこれまで
そう考えていた。




しかしてどうだろう。


私(親)が勝手に
勉強を苦役のように位置付けて
子が学びたい気持ちを遠ざけてはいないか。



図鑑に描かれた恐竜の名前を
文字の読めない4歳児は笑顔で諳んじている。


私ははっとして彼を見つめ直す。


文字を読めない4歳児が
恐竜の名を諳んじる。


彼は恐竜博士になりたいと言っている。


目の前にある何某かを
知識として取り入れたいと
彼自身が欲している。




物事には表層と根底があると
かみさんには伝えてある。


この場合「恐竜博士になりたい」は4歳児の表層。
その根底に「知識を得たい欲求」を感じる。





私は下手くそな歯医者から通院先を変え
百貨店内の歯科医に予約を取っていた。


治療後、書店に足を運び
学研のワークブックを購入。



4歳児に渡すと小躍りして喜び
夕食後から始めて就寝を遅らせてまで
一気に最後までやり遂げた。


彼には簡単過ぎたようだが
彼の気持ちは満たされたようだ。


勉強ではなく
ゲームの延長のような雰囲気で
4歳児はワークブックをしている。




1歳11ヶ月児にも
2歳用のワークブックを渡してみたが


彼女はまだ何のことか理解できず
ワークブック用の解答用シールを
ペットボトルに貼って笑顔だ。



しかし彼女は
発音こそまだ上手くできないが
少ない単語で話し始めている。


「おとーしゃん、こっち、きて!」
「ぱんつ、ない。」首を振りながら、パンツ履かないの意
「おいちー」アイスを食べながら笑顔で




4歳児は平仮名をなぞり始め
まもなく2歳になる1歳児は言葉を覚え始めている。


彼らの成長に対し
私にできることは何か
考えていきたい。



ありがとう。