ホームレスから父に成る!

ホームレスだった男の育児と日々の雑感

病に歪む 3

夕食後


私は無調整豆乳を2杯やりながら
終わりにしようと告げると
かみさんは無言で目を赤く潤ませた。




就寝前


「おっとーとおっかーは
 これから離れて暮らすけど
 どっちと一緒に暮らしたいかい。」


私は4歳児に
残酷な質問をする。


4歳児はよくわからずも答える。
「やさしいから、おっかーがいい!」


3日怒鳴るをした影響か。
そうかとだけ返すと私は眠りについた。


「おっとーとおっかー、、なんではなれてくらすの?
 ぼく、、いっしょがいいよ、、」


4歳児のか弱い声が室内の暗闇に溶けた。






私は後悔していたが
胸に大きな不快感を持ったまま居たくなかった。


間違った選択をしていることはわかっていた。


しかし、身体の疲れと不快感は極まり
終わりにしたかった。




次の日からかみさんは
怒鳴ることもなく
食事を整え、掃除をし、子らの歯を磨いた。


やればできるのに
やらずしてスマホに興じていたのだと
私は幻滅した。




そうして
先日に受けた健康診断の結果が届く。




家族の終わりを宣言した次の日に
身体の変調の知らせが届いたのだ。


私ははっとした。



病(苦痛)が人格を歪ませる。



たしかに
かみさんの生活態度には悩まされていた。


しかして、それを受け止めきれなくなっていたのは
自身の体調のせいだった。


ゆるい肉体的な苦痛が
知らず知らず精神を狭量にしていた。


精神が弱っていた。


かみさんに謝らなければならない。
私が愚かだった。




それに気づいたとき
かみさんから手紙を渡された。