ホームレスから父に成る!

ホームレスだった男の育児と日々の雑感

2歳児が売り場で選んだお菓子

息子と食材を買いにスーパーに行く。


青果売り場でイチゴを見つけ
いちご たべたい 
うんうんと頷く息子。


量の割には高いなあと感じながらも
快く承諾しカゴに入れる。



かみさんには
節約を考えて食べたい物を食べることを諦めて
心身がやつれる生活になるくらいなら
遠慮せず食べなさいと伝えてある。


無論、私も食べたい物は買う。
しかし大して食べたいと思う物もない。



ひととおり食材をカゴに入れると
最後にお菓子売り場に行き
息子のお菓子を買う。


息子は新幹線が好きなので
いままでは400円くらいの新幹線の食玩を見せて
「これにしようか」と私から勧めていた。


新幹線の食玩を
だいぶ買っていたので
息子も飽き気味かなと感じていた私は
「今日は何を買おうか」と
お菓子を選ばせてみた。



息子の目は輝き
大小さまざまなお菓子の棚を前にして興奮している様子。


「うわー いっぱいあるねー」と笑顔。


30円程度の駄菓子から
400円程度の食玩まで
ひとつひとつウキウキした様子で吟味している。



娘が生まれてから
息子は公園で遊ぶ時間や外出が減っている。
生後まもない娘を中心に生活せざるを得ないからだ。


息子は家の中にいることが長くなっている。


家の中にいても
かみさんは娘の世話に時間を取られ
息子は寂しい思いと退屈を余儀なくしている。



それを思うと
お菓子を楽しそうに選ぶ息子の気持ちに
早くしなさいと水を差すことができない。


食べたことのないお菓子をひとつひとつ手に取り
「これは?」「これは?」と、嬉しそうに私に訊ねる息子。
私もひとつひとつ説明する。


ほどなく息子が選んだのは
機関車トーマスのガムキャンディであった。
値段は40円程度だったろうか。


値段は食玩の400円の10分の1だが
息子は満足げだ。


お菓子を買ってもらったこともあるだろうが
お菓子を自分で選べた嬉しさに見えた。



会計を済ませ、息子はガムキャンディを頬張ると
「おいしーねー」と嬉しそう。




お菓子に限らず
できる限り時間を割いて
商品を自分で選ぶようにしてあげたい。


ありがとう。