ホームレスから父に成る!

ホームレスだった男の育児と日々の雑感

2歳児との約束の誠実な履行

昼食のため帰宅すると
息子が出迎えてくれた。


「こうえん、いこか」
笑顔でうんうんと頷きながら息子が言う。


「ご飯を食べたら、まだ仕事があるから行けないんだ」



息子は私が言っていることを理解しているが
私と公園で遊びたい気持ちが強い。


「こうえん。いこか!
 いっちょに、あそぼよー!(笑顔)」




仕事だから行けない
こうえん、いこか!のやりとりを何度か繰り返す。


このままでは
休憩時間が無くなってしまう。


「いまは公園に行けないけど、仕事が終わったら公園に行って遊ぼうか
 その帰りに、ご飯のおかずを一緒に買いに行こう。」


私の提案に息子は短く考え
仕方がないという表情で受け入れてくれた。




16時30分
早めに仕事が終わり帰宅する。


間髪入れずに息子に声を掛ける。
「公園いくぞー」




仕事終わりが何時であろうと、息子の食事や就寝が送れようとも
約束は必ず実行したい。


2歳児が約束自体を忘れていたとしても
こちらから誠実に約束の履行を図る。


約束を守る人間になってほしいからだ。





息子は先日100円ショップで買ったばかりの
ダンプカーとホイールローダーを両手に持ち、目を輝かせている。


11月の16時過ぎは、すでに薄暗く、冷たい風が私の指先を丸くさせる。
それでも2歳児は元気に公園を走り回る。
まだ小学生たちも5~6人は遊んでいた。


「そろそろ買い物に行こうか」
息子に声を掛けると、うんうんと笑顔で頷く息子。
時刻は17時を回ったばかり。




近くのドラッグストアで
メイバランスのミルク味と
息子の希望によりチョコレート味を買う。


スーパーで食材をカゴに入れてから
最後に息子に菓子を選ばせる。


やはり目を輝かせて
いっぱいある菓子を見て喜んでいる。


私は息子の隣にしゃがみ
息子の菓子選びに付き合う。


すると
下から2段目の小さな駄菓子が陳列されている棚の奥に
袋が破かれて中身がなくなった20円程度の駄菓子の袋が
何枚かあるのを見つけた。


嫌なものを見てしまった気分だ。




2歳の息子には
お金を払わないで開けちゃダメだよと
一緒に買い物するときには毎回伝えている。


社会の中で生きていくための約束だ。




スーパーで買い物を終えた際に
中身が空になった袋のことを
店員さんに報告するつもりが忘れて帰ってきてしまった。


次に行ったときに
まだ棚に袋があれば言うことにする。



会計の際に
息子はレジの横にある1800円の大きな新幹線の菓子箱を見つけ
目を輝かせていた。


次の買い物が怖い。


ありがとう。