ホームレスから父に成る!

ホームレスだった男の育児と日々の雑感

2歳児のタブレット禁止令

喉の渇きを覚え

布団から起き上がり居間に向かう。


2歳の息子が居間でタブレットを使い動画を見ている。

時刻は0時を過ぎている。


18時の夕食前後から

息子は動画を見ていたはずだ。



私はいつも20時には就寝している。

私が起きている限り

息子は私と遊ぼうとして寝る気にならないのが理由だ。


私の就寝後に

かみさんと息子が

歯磨きやら就寝の格闘をして

21時くらいには寝付くのがパターンだった。



「まだ動画を観てたのかい?」

私の声掛けには応えず

無言でタブレットの動画を観続けている2歳の息子。


私はトイレで用を済ませて居間に戻る。


息子の後ろに座り

息子を膝に乗せ

一緒に動画を観る。


息子はアンパンマンの動画を

私に説明してくれた。


「この動画を観たら終わりにして、そろそろ寝ようか。」

就寝の誘導を行うも、息子は拒否。


「まだねないの。どうがみゆの。」


寝ようか、ねないののやりとりが

しばらく続いた。



「寝る時刻を守らず、夜更かしするなら

もうタブレットで動画は見せないよ。

タブレットを使わせないよ。」

穏やかに警告する。


「いいの。どうがみゆの。」

息子は動画を観続ける気だ。



「明日から動画が見れなくてもいいのかい。」

「いいの。いまみたいの。」


「じゃあ明日からはタブレットで動画を見せないからね。」

「いいの。」


タブレットから目を離さず

息子は私と

明日から動画を観れなくてもいいと約束をした。




この次第をスマホで動画に撮り

素早くパソコンに移す。


かみさんには明日以後

息子が動画を観たいと言ってきたら

息子が自分で動画を観れなくてもいいと言って夜更かししている動画を見せなさいと伝えた。




その場逃れで口から出した言葉に後悔してもらうようにと

かみさんに伝え、動画を観続ける息子を居間に残し、私は布団に戻った。



ほどなくして寝室に息子がきた。


タブレットの電池が1%だったのを私は見ていた。

すぐに電池が切れて、タブレットが使えなくなることはわかっていた。


動画が観たいと

かみさんに泣いて訴える息子。


「うるさいぞ。夜中だから静かにしなさい。」

私が低く唸るようにたしなめると

息子は声を押し殺して

かみさんに動画が観たいと訴えている。



その後、すぐ息子は寝付いたが

私は寝ることができない。


6時間も動画を観続け

まだ動画を観たい観たいと泣く息子に

ウェブの怖ろしさのようなものを感じていた。




1度与えてから奪うのは残酷だが仕方がない。


しばらくは約束どおり

息子のタブレット使用は禁止だ。


私の悪手が息子を悲しませてしまった。

健康的に楽しい時間を過ごせるように

タブレットに代わる何かを提供したいと思う。


ありがとう。