ホームレスから父に成る!

ホームレスだった男の育児と日々の雑感

困難を努力で乗り越えるタイプ

この何日か調理や洗い物をせず
かみさんにまかせていた。




食べ終わって茶碗を洗おうと流しに持っていくと
シンクの内の壁面に黒カビがわさわさと付いている。
わあと思わず声が出た。


黒カビが湧いてると、かみさんに伝えるも
私の間の抜けた「わあ」の声が可笑しかったのか
はははと笑っている。


私はおどけながら声に出す。
黒カビわいてるやん!
くろ かび わいてる やん!


すぐに黒カビを洗い落とすが
しつこい汚れまでは落とせなかった。


腹をかかえて笑いながら
ごめんねとかみさん。





早朝の散歩で
かみさんは早く起きていたようだが支度に手間取った。


私は遅いよと言い放った。
その日は6時45分に散歩に出発した。






今朝がた、私は5時30分に目が覚め
例のようにコタツで様子を窺う。


かみさんは6時に起床し用意を始めたようだった。
息子も起きてきておはようと挨拶を交わす。


2人が起きてきたことが私は嬉しかった。


息子と一緒に炊飯器の窯に米を入れる。
息子と一緒に洗濯物を洗濯ネットに入れ
息子が洗濯機のスイッチを押す。


一仕事を終えた息子は
コタツに入り満足げだ。


そうしているうちに
かみさんの支度も整い
6時30分、早朝散歩に出発。



今日は早いねと私が言うと
昨日、遅いって怒られたからねと笑顔。


怒ったわけではない。
せっかく早く起きているのに
いつまでも用意せずに出発が遅れては
早く起きている意味がない。



寒さのせいか息子はあまり歩こうとしなかった。
2歳児にはキツイ寒さかもしれないが
散歩に行きたいと前向きだ。


家族が一緒にいられる時間を
彼なりに大切にしたいのかもしれない。





散歩から帰ると
息子の手足が冷え切って冷たい。


テレビを観ながらコタツに入り
私の肌に足と手を付けて温めた。


落ち着いた頃合いで洗濯物を干す。
いつも素足でバルコニーに出て干している。



干し終えて
軽くリンゴを切り
かみさんと息子に出す。


気づくと
シンクのしつこい汚れがキレイになっている。


かみさんにありがとうと伝えると
照れ笑いを浮かべている。




かみさんの性格は一言でいえば、雑だ。
雑だが、同時に努力家だ。


困難を努力で乗り越えるタイプだ。
私はかみさんのそこが好きだ。


ありがとう。